eラーニングでスタッフの技術向上を実現、採用効果もアップ。
社会福祉法人 恩賜財団大阪府済生会茨木医療福祉センター
大阪府済生会茨木病院 様
認定看護管理者 看護部長 田中典子 様

動画配信システム「viaPlatz」を実際にご利用いただいている企業様に、
導入のきっかけや「viaPlatz」の特徴、運用方法などについてお話を伺いました。
今回は、大阪府の総合病院である大阪府済生会茨木病院様の事例をご紹介いたします。

看護技術の向上と指導者の負担を減らすためにviaPlatzを導入

田中典子 様
「viaPlatz」を導入することになった背景を教えてください。

最大の理由は、主に新人スタッフの看護技術の向上を図るためです。

近年、患者さんのニーズが多様化してきているという背景があり、それに応えるためには、看護技術の向上が急務でした。以前は技術向上を図るために、集合研修で新人教育を行っていたのですが、それでは指導者による教え方に違いが出てしまったり、一回きりの研修では技術が身に付かない状況がありました。また、指導者が研修準備に時間がかかってしまうという課題がありました。

研修の準備にはどれくらいの時間がかかっていたのですか?

長いときには丸1日くらいの時間がかかっていました。それも、通常業務が終わってから研修の準備に取りかかるので、指導者にも大きな負担をかけてしまっていたんです。

それらの課題を解決するためにeラーニングの導入を検討されたのですね。

ええ。海外のパッケージで、看護手順を紹介する動画付きのものがありましたので、試しに幾つか使ってみました。ですが、私たちの看護手順と違う部分などが目に付き、違和感がありました。何より、動画中で何か疑問があっても、それを解消する手段がないことが大きな問題でした。

もっといいものはないだろうかと思案しているときに、「viaPlatz」のモニター募集のお話をいただいたんです。国内企業が作っているシステムで安心感もありましたし、何よりもツール上でコメントでやり取りできる機能があると聞いて、これならば課題を解決できるかもしれないと、すぐにモニター利用に応募しました。

viaPlatzの導入で新人スタッフの学習姿勢が変わり、指導者の不安を一掃

導入にあたって苦労したことはありますか?

看護業界は、他の業界と違ってアナログな部分が強いため、当時(2010年頃)でもeラーニングというものは一般的ではありませんでした。特に、指導者には「逆に大変になってしまうのでは」という懸念があり、当初はなかなか受け入れられませんでした。

そのような状況の中、どうやって病院内に「viaPlatz」を浸透させていったのでしょうか?

はじめは、動画をアップしたら強制的に視聴してもらうようにし、まずは知ってもらうところから始めました。新人スタッフはeラーニングに抵抗感がなく、すんなりと受け入れてくれたことも大きかったと感じています。新人スタッフが「viaPlatz」を活用して、学習姿勢が変わっていく様子を見ることで、指導者の考え方も徐々に変わっていき、本格的な導入に進んでいきました。

その際、社内の体制の整備などもされたのですか?

新たに体制を作ったわけではないですが、新人教育などを担当する業務改善委員会という組織がありましたので、委員会のメンバーが中心となってコンテンツの作成を行っていきました。極力負担にならないように、年間スケジュールも策定し、それに基づいてコンテンツの作成を行っていきました。

機能面で疑問点はありましたか?

直感的に分かりやすく、とても使いやすいツールですので、学習者側としては特に疑問点はありませんでした。

管理者側としては、初めの頃こそコメントの整理などをどのように行うべきか悩むことがありました。その都度NTTアイティ社に相談し、アドバイスをいただくことで、今では問題なく使えるようになっています。

動画配信システム導入までのスケジュール

看護技術の向上はもちろん、病院全体に好影響を与える想定外の効果も

本格導入後、「viaPlatz」をどのように使っているのでしょうか?

集合研修自体は「viaPlatz」導入後も行っています。その研修の前に、事前学習として動画を視聴し、各自が課題や疑問を持ち寄って研修に参加するようにルール決めしました。集合研修が終わってからも、繰り返し学習や新人スタッフ指導の教材として使用しています。

以前に抱えていた課題は改善されましたか?

多くの課題が解決されました。

看護に重要なシーンをピックアップし、解説用のコメントなどを付けることができるので、他のサービスを試したときのような違和感もありませんでした。

また、事前に動画を見た上で研修を行いますので、指導者側も共通の手順で教えることができ、指導内容にばらつきがなくなりました。受講者側も、事前学習によって生じた疑問点は、「viaPlatz」上でコメントを入れたり、実際の研修の際に確認を行えばよいので、技術習得の時間も縮まりました。

今では、事前にビデオ予習を行ってから集合研修に参加するという反転学習スタイルになっており、「viaPlatz」は反転学習のツールとして活用しています。

反転学習の環境が整ったことで、実際の研修では要点を教えることに重きを置けるので、準備に割く時間も半分以下にすることができました。

実際に看護技術が向上したという感触は得られましたか?

現場でのトラブルやクレームは激減しました。新人スタッフの技術が向上するということは、指導側の労力が減るわけですから、その分、指導側のパフォーマンスも向上し、良い相乗効果が生まれていると思います。

そのほかに、想定外の効果などはありましたか?

大きく2つあります。

まず、当初は新人教育のためのものとして導入したのですが、ブランクのある看護師の教育にも役立っていることです。

また、採用の面でも効果がありました。eラーニングを活用した研修体制があることは、これから病院で働く学生にとっても魅力的なようで、応募者数が増加したんです。

技術面の向上だけではなく、病院全体に好影響を及ぼしているのですね。
では逆に、改善してもらいたい点はありますか?

1つは、動画にコメントが付けられた際、管理者側のパソコンに通知が来るようにしてもらいたいと思っています。そうすればリアルタイムで回答ができるので、技術の向上にさらに役立ちます。この点については、NTTアイティ社には相談をしていて、今後改善をいただける予定です。

もう1つは、動画の視聴後に、その動画に関して「viaPlatz」上でアンケートやクイズのようなことを行えると、知識の復習に有効だと感じています。これについても、近々新機能として実装されると聞いているので楽しみにしています。

では最後に、NTTアイティ社や「viaPlatz」に今後期待することがあれば教えてください。

動画を見ることによってどれだけ技術が向上しているのか、数値的なデータを取っていき、看護業界にeラーニングの有用性を広めていきたいと考えています。すでにNTTアイティ社には効果検証のご協力をいただいていますので、引き続きサポートをお願いしたいと思います。

viaPlatz導入でこう変わった!
  • 事前学習と繰り返し学習で新人スタッフの技術が向上
  • 研修準備の時間が減ったことで、指導者の負担が軽減
  • eラーニングによる研修体制が評価され、採用効果もアップ
※インタビューは2016年2月に実施したものです
大阪府済生会茨木病院
  • Webサイト:http://www.ibaraki.saiseikai.or.jp
  • 事業内容:病院(315床)
  • viaPlatz運用管理者人数:3名
  • 利用人数:300人
  • ピーク時の利用量:20同時接続
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